『義父』|親孝行大賞

【ペンネーム(掲載時のお名前)】ゲーマーさん
【性別】男性
【年齢】30代
【住所】愛知県豊川市

【「親孝行大賞」のタイトル】
義父

【「親孝行大賞」の本文】
妻の父、つまり私の義父は昔気質の大工で、結婚の挨拶の時は心臓が飛び出ていたと思う。強面で無口で正直苦手だった。しかし、妻はお父さん大好き人間でよく遊びに行っている。

ある日、妻が「ひーばあちゃんのお墓参り一緒に行こ?」と言ってきた。

行く道中で妻から、義父の母は義父が幼い頃亡くなっており、義父を育てたのは妻で言う曾祖母にあたる人だときいた。お墓に着くと白いカーネーションがあった。

妻が「毎年母の日には、あの顔で花屋で白いカーネーションを買って、一人で墓参りしてるんだよ」と言って笑いながら乱雑な白いカーネーションをきれいに整え直して、手をあわせた。

その時、私の中にあった、義父への苦手意識がなくなった。私も手を合わせ「来年は3人で来ます」と言った。

帰りの道中妻は「あなたがお父さんに苦手意識あるの知ってる。来年は3人で来るの?」と聞いてきたので、「お義父さん真っ直ぐな人だ。もっと沢山語り合いたい」と言った。妻は破顔した。

これからは親孝行を毎年必ずしている義父を見習い、私も親孝行を考えていこうと思う。これは決意表明だ。

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